ハンマーって釘を打つだけではありません。用途は様々です。
そんな中、今まで買ってよかったなーとか、同僚やら先輩が持っていていいなーと思ったものについて紹介します。
基本的にはコスパ重視ですが、値段差が大きいときは安価なものも紹介してますので、参考になれば幸いです。
ハンマーの使い方
ハンマーといっても金属製のもの、プラスチック製のもの、木製のもの、ゴム製のものと用途によって様々なものがあります。
金属製は対象物を変形させたり、傷がついてもOKだったり、釘打ちなど強い衝撃が必要な場合に使用します。
プラスチック製、木製、ゴム製は、この順番で柔らかくなるので、対象がステンレスであればプラスチック製、対象がプラスチックであれば木製、対象が木であればゴム製といったように使い分けます。
では、機構設計エンジニアがどういったときにハンマーを使うかというと下記になります。
- 釘やポンチをうつ。
- 鉄板の凹凸を修正する。
- 鉄板の曲げ加工に使用する。
- 製品同士のズレを修正する。
- 固着した対象やネジを叩いて外す。
意外と製品同士のズレを修正するといった用途にはよく使われます。
というのも、製品はネジで固定することが多いですが、ネジ穴はネジに比べて大き目にあいてます。
(これをバカ穴といいます。)
これは、加工精度のばらつき(公差)で、製品が組めなるのを防ぐ為です。
なので、一方に寄せながら組んでいくと、必ずズレが生じてきます。
こういったズレを軽く叩いて修正するのがハンマーの役目になります。
おすすめハンマー
おすすめのハンマーは片方がプラスチック、片方がゴムのコンビネーションハンマーですね。
ゴムプラハンマーといわれたりもします。
製品を傷つけないように叩く場合は、プラスチックかゴムを使用したい場面が多いので、これはどちらも付いているので重宝します。
おすすめはベッセル(VESSEL) のゴムプラハンマーですね。
グリップが握りやすく、頭径が32mm、頭長が120mm、全長が315mmでちょうどよいサイズです。
ヘッドも交換可能なので摩耗しても大丈夫です。
◆ベッセル(VESSEL) ゴムプラハンマー No.77-10
Amazon 価格:¥1,420(税込)
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まとめ
「ハンマー必要?」って思われるかもしれませんが、意外と「必要」です。
金属製のハンマー、木製のハンマーはあまり使う場面に出くわしませんが、必要に応じて準備すればいいかと思います。
また、最後まで読んで頂きありがとうございます。
その他の工具については、下記リンク先にて一通りを紹介してますので興味のある方はご確認ください。
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