ポータブルSSDを購入しようと思ったとき、「容量が500GB」のエクストリーム SDSSDE60-500G-J25(SanDisk)と「容量が1TB」のSSD-PG1.0U3-B/NL(バッファロー)が、同じ1万円くらい価格帯なので、どちらを買おうか悩むと思います。
今回これらを比較してみましたので、参考にして頂けると幸いです。
エクストリーム SDSSDE60-500G-J25(SanDisk)のパッケージと中身の紹介
まずはエクストリーム SDSSDE60-500G-J25(SanDisk)の箱は下記です。
容量は500GBです。
「IP55:防滴」、「耐衝撃性:2m落下」が記載されているのが注目点ですね。
そして、「超高速転送:USB 3.1 Gen2」に対応しています。
接続先が「USB 3.1 Gen2」に対応していないと無意味ではありますが、
USB 3.1 Gen1やUSB 3.2 Gen1はUSB 3.0規格と言われ、データ転送速度が最高5Gbpsであるのに対して、USB 3.1 Gen2やUSB 3.2 Gen2はUSB 3.1規格と言われ、さらに約2倍速い最高10Gbpsのデータ転送速度が可能です。
なので「Gen2」は「Gen1」より2倍早いと覚えておけばいいと思います。


中身は下記です。
- USB-C to USB-C ケーブル
- USB-CをUSB-Aに変換するアダプタ
- 本体 (*本体側への接続はUSB-C)
最近はUSB-C対応のハードが増えてきてますので、USB-CもUSB-A使えるのは便利ですね。
サイズは縦96.2mm x 横49.55mm x 厚み8.85mmです。
クレジットカードより大きく、名刺より小さいって感じですね。
とてもコンパクトです。
また本体の材質も軟質の樹脂(超硬めのゴム)のような感じで、
衝撃を吸収しそうな感じです。
エクストリーム SDSSDE60-500G-J25(SanDisk)はこんな人におすすめ
- SSDを持ち歩く必要がある人
- ゲームデータ等の高速通信をするSSDがほしい人
◆SanDisk ポータブルSSD 500GB USB3.1 Gen2 SDSSDE60-500G-J25
*末番がJ25とG25とありますが、J25が国内(Japan)モデルでG25が海外(Global)モデルのようです。
SSD-PG1.0U3-B/NL(バッファロー)のパッケージと中身の紹介
次にSSD-PG1.0U3-B/NL(バッファロー)の箱は下記です。
シンプル イズ ベスト?。ほぼ無地ですね。
たぶん店頭販売はしないのか、客の目を引くことを気にしていない感じの箱になってます。
容量は1TBです。
転送速度は「USB 3.2 Gen1」に対応しており最大5Gbpsです。
耐衝撃性は「耐衝撃(MILスペック)」とあります。
MILスペックとは米軍の規格のことで、試験内容は「122cmの高さからコンクリートの地面に厚さ5mmの合板を敷いた上に合計26回それぞれ違う角度から落下させる耐久テスト」とありますので、相当厳しいテストに合格しているものと思います。
ただ、本体の材質は硬めの樹脂なので、落下させたらどこか欠けそうではあります。
多分、それでも中のデータは守られるよっ、と言ったところでしょうか。
中身は下記です。
- MicroUSBタイプB to USB-A ケーブル
- 本体
本体へのUSB接続はMicroUSBタイプBのほうを使います。
これって結構、特殊なUSBなので壊さないよう気をつけたほうがいいですね。
サイズは縦75mm x 横117mm x 厚み11mmです。
クレジットカード2枚分よりは小さいって感じですね。
SSD-PG1.0U3-B/NL(バッファロー)はこんな人におすすめ
- 自宅で大切なデータ(思い出の写真や動画)を補完したい人
- コスパ重視で大容量なポータブルSSDが欲しい人
◆BUFFALO USB3.1Gen1 ポータブルSSD 1TB SSD-PG1.0U3-B/NL
仕様の比較
エクストリーム SDSSDE60-500G-J25(SanDisk)とSSD-PG1.0U3-B/NL(バッファロー)の仕様を比較してみました。
スペック | SDSSDE60-500G-J25) (SanDisk) | SSD-PG1.0U3-B/NL (バッファロー) |
容量 | 500GB | 1TB |
最大転送速度 | 10Gbps USB 3.1 Gen2 (=USB3.1規格) | 5Gbps USB 3.2 Gen1 (=USB3.0規格) |
ハード(PC)等への接続方法 | USB-C or USB-A | USB-A |
サイズ | 縦96.2mm x 横49.55mm x 厚み8.85mm | 縦75mm x 横117mm x 厚み11mm |
重さ | 78.9g (ケーブル含まず) | 100g (ケーブル含まず) |
耐衝撃性能 | コンクリート床に対して最大2m | 米国規格MIL-STD準拠 |
防塵・防水性能 | IP55 | 不明 |
まとめ
前述しましたとおり、これらは同じ価格帯になってますので、
持ち運びや超高速(接続先が対応しているか確認必須)を重視するなら
エクストリーム SDSSDE60-500G-J25(SanDisk)だと思います。
自宅で重要なデータを保管、コスパ重視で大容量を選ぶなら
SSD-PG1.0U3-B/NL(バッファロー)ですね。
私もこういう感じで使い分けてます。
SSDはHDDよりも耐久性と寿命が延びたといっても、結局は壊れるものですので、
ゆくゆくはバックアップも必要になってくると思います。
なので、高額・高速・大容量なものを買うというのはあまり賢いとは思えませんので、自分のスタイルに合った適切な価格のものを購入したほうがいいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
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